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「8」 10/18 2004

 旅行に行ってきました。

アランアイランドというとこで、アイルランドで2番目に有名な観光スポットです。
島の岩の模様をデザインしたアランセーターや、ストーンサークルと同系統の古代の石文明遺跡などが有名です。

写真は島で2番目に有名な崖です。90m近くの断崖。崖に至る前に古代の砦の名残と言われている敷石が野球グランドなみに広がります。動画(データ量1.6Mほどございます)。
(いちばん有名な崖はドエンガスといいます。画像。ここはいつも人が多いのでお勧めできません。)

当日は霧が深く、崖の5m前にくるまでそこが崖だとは気づきませんでした。危うく死ぬとこだった...画像。
朝早く出かけただけあって人気はなく、霧に包まれた幻想的な雰囲気の中ゆっくりと観賞できました。
やはり、自然観光旅行というものは人がいないとこに行くのに限ります。

さて、この島は人口700人程度。
観光が主な産業です。名物のセーターもこの規模では生産できるわけもなく、模様はアラン島からきているにしても生産地は別の都市でした。

道には馬車(観光用)の大きな排泄物が続き、雨上がりに馬車や観光車が走り去るわけで。
不幸な白人カップルが自転車で車の後ろを走っており、もろに...(自己表現規制)にまみれてしまい・・・

アイルランドではPUBが有名です。
日本では仕事帰りにみんながよって好き好きに演奏する、みたいに伝えられていますが、観光地は専属(といってもそこらの趣味人)の演奏家が弾いているだけです。
本当に現地人の自然なセッションが聞きたければ、観光地外にいくしかない。
観光のために存続する文化もすこし寂しいものですが。

ではでは





「7」 9/8 2004


 語学学校でパーティを開催しました。
 みんなアイルランド料理に辟易していたので、一致団結して、各国の料理を作ることに決定。
 イタリア人はパスタとワイン、フランス人はパイ・ケーキ・ワイン、日本人は天婦羅と日本酒等々。

 料理の出来ない私としては、料理中に観察をば。
 イタリア人の男の子が歌を歌いながら、ワインを飲みながら料理をしています。
 イタリアの女の子は親切にこの料理はここがポイント・・・と教えてくれます。
 フランス人の女の子は、男の子に指示をしながらアップルパイをつくり、日本人が作る天婦羅に他国の子たちが興味深々の態で、これは何?、と質問してきます。

 料理が出来ないのは日本人の若者だけ、という気がしてきてかなり肩身が狭かったです。
 よく考えてみれば、コンビニで買ってレンジでチンするだけの食生活では、アイルランドの食事を馬鹿にはできない..

 さて、幸運にも天婦羅(塩orしょうゆ)はみんなに好評でした。
 野菜をあげて食べるのは良いアイデアとほめられました。日本のアサヒビールも好評。結構ギネスに飽きている人が多い。
 もちろん、イタリア・フランスの料理もおいしく、みんな結構食生活でのストレスを発散。そして、ダンスへと自然に移行。

ここでイタリア男の独壇場。
やっぱりノリが違います。ノリのランキングでは
イタリア男
フランス女
フランス男
イタリア女
日本人

画像。ノリが濃ゆい

 日本のようなダンスではなく、フラミンゴのように踊ったり、ヨーロッパ小村の収穫祭での踊りのようにみんなで踊るなど、みんななれています。ディスコが主流なのはアメリカと日本ぐらいでヨーロッパでは明るく、開けた場所で踊るほうが多いとのこと。

 よく、イタリア人はいいかげんでルーズだと言われますが、みんながダンスをしている中、後片付けをしていたのはイタリアの女の子達でした。

画像。のどかな雰囲気がお分かりでしょうか?

PS1
 ちなみにステレオタイプに関して討論する授業でフランス人は文化的自国至上主義で、エロチックで、色彩感覚に優れるとのこと。
 フランスでの国際会議で代表が英語をしゃべって、他のフランス代表団が退出した件についても「それは当然だ」とのこと。誇らしく語っていました。

 日本人は?
 ハードワーカーで、女性の権利が低く、生真面目で、礼儀正しく、エレクトロニクスにおいて進んでいる、とのこと。


PS2
 さて、パーティーも終わり、ホームステイ先へ帰宅。
 アジがつれたから、料理してやるといわれました。
 普通はタラしか出てこないので久々魚と期待していました。
 どう料理するのかみてたら、
1.内臓をとる。
2.レンジでチン!
3.はいどうぞ!これがアイルランド流!

泣けてきました。水っぽい魚をいただきました。




「6」 8/23 2004


 お久しぶり。前にお話ししたパレードの写真を送ります。
 この日は6万人のゴールウェイ市民+観光客3万人ほど。華やかなパレードが2時間にわたって催されました。







 また、7月に聖パトリック(アイルランドでの最初の布教者)の聖山である、某山に登山をしてきました。標高800Mのこの山では7月の記念日に3千人が登山をします。

 さて、私もホストファミリーに進められ、登山へ。
 ゴールウェイから車で2時間ほどで到着。その間は草原と牛と羊のみ。なんでもアイルランドの北半分は岩が多く、農業には適さないとのこと。
 150年前の飢饉ではジャガイモが不作だったということですが、今も昔も食糧自給はできていません。その点は日本と同じです。貨幣価値が高いおかげで食料を輸入しまくっているところもそっくり。

 天候は生憎の雨。いや、大雨です。また、風が強く雨が横からきます。
 トレッキングブーツをもってきてなくて、ランニングシューズにて、登山決行です。泣の1

 人がかなり多く、雨のため、泥だらけ。また、道は頭ほどの石が散乱しています。(写真参照)


聖なる山の頂上へ地獄の登山



 富士山のようにそこそこ整理しているわけでもなく、小石、砂を敷き詰めているわけでもありません。
 道半ばで3人の人がレスキュー隊に担架で運ばれていました。泣の2

 途中まで上り始めたところで我がホストファミリーが「近道を知っている。そこは人は通らないから安全だ」と言って針路変更。
 確かに人はいませんでした。そこは飲料水等を運ぶ駄馬の道でした。
 つまり、巨大な排泄物ががそこかしこにあり、なおかつ大雨でソフトになって泥と区別がつかなくなっていました。そら人もおらんわな。

「私の靴はランニング用だからここは歩きたくない」という私の訴えに対し「私はトレッキングブーツだから大丈夫だよ」という答え(号泣)。
 サーカスでのテント・厩舎撤収のアルバイト(大雨)で、象・キリン・カバの排泄物にまみれて作業をしたトラウマがよみがえりました。泣の3

 結局登山する間は排泄物と岩ばかり神経を尖らせていました。景色なんて見てられない。
 頂上に教会があるのですが、連れは一瞥しただけで下山。また、聖人の石のベットにはゴミが散乱。教会で祈っていたのは老人ばかりでした。
 下りは、歩く度に岩が滑り落ちます。ここでも2名が担架行き。若い女の子が前歯を折っていました。

 帰りにサンタクロースのコスプレアメリカ人(アイルランド人いわく、あんなことをするのはアメリカ人しかいない)をみたりして、宗教とは何か、と深く悩みながら帰宅しました。

 あー楽しかった!!_| ̄|○...

ガレ:
 大変に楽しそうな登山であったようだ(笑)
 ひとつ悟りに近づいたようでおめでとう。
 しかし、まるでドリフだな。


「5」 8/5 2004


 「アイリッシュシチュー」をご馳走になった。レシピはジャガイモ+たまねぎ+にんじん+牛肉+塩+胡椒です。
 あぁ、これでカレー粉かシチューの元を入れるだけでいいのに...

 とりあえず中国での4年の経験で食べ物にはどんなものであれ耐性がついているので不満というわけではありませんw。
 しかしネタとして使えます。たとえば、初対面の外国の学生とおしゃべりをするときには「食事どう?」ときけばすぐに打ち解けられます(笑))


ガレ:
 ・・・シンプル・イズ・ベスト?
 こっちでもヒマな時に試しで作ってみようか。・・・いや、やめておこうw
 「中国で慣れてるから」って言葉がこれほども空しいものとは(TAT)


「4」 7/25 2004


 私のホストファミリーはスタンダードなミドルクラス(中流階級)です。彼らを例に住宅事情についてもう少し。

 日本と同じで30年ローンで家を購入する。14年前に家を買ったと聞きましたが、それでも当時2500万円だったと聞くと、アイルランドのバブルは1990年から始まったと見ていいのかもしれません。
 今後も移民が増えてくるので土地の需要はふえてくると言ってます。


 労働問題。私のいるここゴールウェイでは観光に力を入れており、人口6万人にたいして2万人の観光客(外国人学生含む)がおり、さらに不法就労で1万人ほどといわれています。

 実際、スペイン・ポルトガル・中国から職を求めてくる人は多いです。学校でも仕事を探している人に多く出会います。
 また、外国人・不法労働者はアイリッシュと比較して安い賃金で働いている(それでも自国より収入が良い)ため、アイリッシュの雇用問題と、安い労働者による社会不安が問題化しています。
 日本と同じで若者がきつく、汚い仕事を避けるため、工場、PUBやスーパーの裏方などは外国人が多いです。

 EUの田舎への資本投入と、イギリスの経済圏であるゆえに大都市のダブリンの物価が高くなり、その影響で他の5万前後の小都市の物価も引き上げられたとのこと。
 幻想の物価、と知り合いが言っていました。景気が良かった当初は外国人労働者も少なかったとのこと。

 観光業・わずかな人口・わずかなIT関連産業しかないアイルランド、しかも農作業には向かない土地であるからして、この問題は特に論議されています。産業を興そうにも、すでに他のEU加盟国にシェアをとられていたりと難しいそうです。

 そうそう、先週(7/18)パレードがありました。
 子供から大人まで楽しく仮装して踊っていました。こういうヨーロッパの小さな町の行事は大好きです。
 中国料理屋でワンタンラーメンを食べながら、清原でした。



ガレ:
 バブルのみならず、労働問題まで日本とまるきり同じか。大変なんだな。


 



「3」 7/20 2004


 今回はホストファミリー(ホームステイ先の家族の事)について。

 ホストファーザーが面白い人で、掃除中に隠れていたとおもったら、はげ頭にスッポンをつけて登場。
 大笑いしました。さらに、同じギャグを食事中に。さすがに3回目は冷たく笑おうと思います。
 ジョークを好み、家族を愛するいい人です。他のアイルランド人同様ギネスビール信者。
 洗濯機を壊したときに、「スグル、きみが壊したことにしよう!」とジョークでいっていた・・・と信じる。
 犬を散歩させたとき、フンはどうするの?の問いに、「スグル、君は日本人だから何もわからない、犬がしているときはそ知らぬ顔でたっていなさい。何か聞かれたら日本語で適当にしゃべるんだ!周りの目にはSTUPIDな日本人としかうつらないさ!」と笑顔でのたまう・・・ジョークだと信じたい。
 でもいい人です(アフターフォロー)。

 ホストマザーは女の子のような性格でとてもチャーミング。
 専業主婦ですが、うまく夫を使って家庭を切り盛りしています。ちなみにジャッキー・チェンの大ファン。

 あと2人の子供がいるのですが、家庭にすこしさめた感じで、いまどきの日本の若者とおなじ雰囲気。

 犬を部屋の中でかっているのはとても新鮮です。あこがれてはいましたが、土足で生活する文化ならでは。
 湿っぽく、泥がおおい日本では無理だと実感。

 草原でねているときにフンがないのでアイリッシュはペットの始末をきちんとしているのだなとおもっていた。
 しかし、人気のない海岸でみんなフンをさせている。近場だけきれいであれば良いらしい...



ガレ:
 なかなか温かな家庭のようだな。
 土足文化は私はどうもなじめそうにないな。だって足がクサくなりそう。
 犬のフンか。海は全てを洗い流してくれるからな。満潮時に全部もって行ってくれるんでしょw。

 





「2」 7/19 2004

レポーターのキヨハラです。

 物価について少し。
・食事:量は多いが、値段は日本と同じ。外食(夕食)で1500から3000円ぐらいです。

・家:長屋タイプが主流(庭は仕切りあり)で50坪3000万円。家の質を考えると日本よりもはるかに割高です。

 土地は余っているアイルランドですが、今はバブルのまっただ中(すこし下降線に入ってますが)。
 なんでも東ヨーロッパから労働者が大量に流入してくるので土地が不足になる見通しだとか。
 家を売ってもらって、10年間は元の人に住んでもらい(そのかわり少し安く売ってもらう)、10年後に出て行ってもらい、転売するという商売があるそうです。10年は土地があがりつづけるのでキープしていても大丈夫という理屈らしいのですが・・・

 私見ですが10年もこの状態が続くとは思えません。日本よりも土地が余っていて、人口も少なく、勤労意識も低く、賃金は高く、公的サービス(病院等)は低劣、電化製品の質も悪い。この状態で日本と同じ物価なのがおかしい。

ガレ:
 数年後のバブル崩壊が目に浮かびますなー。日本も「土地神話」とか言われてて、パイプくわえた人が「絶対土地は値下がりしません。」とか力説してて、で、思いっきり崩壊したw。
 アイルランド人に、日本で起きた現象を教えてあげたら?


 

レポート「1」  7/8  2004


 海外レポート。中国からアイルランドに移り、現場のキヨハラからお送りします。

 さて、大阪-香港-ロンドン-ダブリンと乗り継ぎ含めて20時間の移動のあと、ダブリンの地へ降り立ちました。
 空港を出てすぐにゴールウェイ行きの長距離バスに乗ったのでダブリンは印象にありません。でも、アイルランド=ダブリンではなく、アイルランド=田舎の地方都市なので問題はないです。

 バスで3時間ほどで大西洋に面するゴールウェイへ到着します。
 この間、車窓からみえたのは羊・牛・草原と日本でいう「道の駅」レベルの町でした。
 人口が300万のアイルランドは最大の都市がダブリンの100万で、2番目に大きい都市でも10万人です。

 ゴールウェィはとても美しい町です。長年?の夢であった、草原に横たわり、雲と鳥を見上げながら昼寝をするということができた。日本では犬の糞とか、車の音とかとてもできなかったのだけど。

 3ヶ月という期間を過ごすには理想の場所。(あとの3ヶ月はロンドン)
 ただし、料理と病院は除く。毎日ポテト続きは覚悟していたが、量が多いことこのうえなし。そのうえに微笑みながら「食後にはデザートを」と山盛りのバニラアイスが...

 また、病院では5時間待ちが普通など、まだまだ問題は多いです。
 物価はユーロ一高く、物価は日本と一緒です。ただし、電化製品は3年前ですが。
 こんなに牧歌的なのに物価が高いのは、他のユーロがもっと経済的に下回っているのだと推測。
 おかげでアイリッシュは他のユーロ圏へ旅行をよくできるそうです。

では、またリポートします。写真も近いうちに。


コメント:
 キヨハラ君ありがとう。
 しかし、アイルランドの人口がたった300万人とは知らんかった。
 主食はイモなのか。
 料理の量が多いそうですが、値段は?食事も高いの?







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